「見た目で判断するな!」
よく言われるセリフですね。
あたかもこれが正義であるかのようになってますが、そんなこと言ってる人も確実に見た目で判断しています。
ヒトに視覚があるのは、視覚で判断する必要性があるため。
視覚で判断する必要のない生物にはそもそも視覚がありません。
見た目で判断するのは当たり前!判断しない人0%説
ハムスターとネズミとホタル
なぜハムスターは可愛がられるのに、ネズミを飼う人はいないのでしょうか?
しっぽが長いか短いか…2つの間にはこの差しかありません。
あの長いしっぽが人間にとってはグロいのでネズミは飼われません。
完全に見た目で判断されています。
虫嫌いの女の子でも、なぜホタルには喜んで触るのでしょうか?
それはホタルが光るから。
ホタルが光らなかったら虫取り少年くらいしか興味を示さないでしょう。
昼間のホタルの見た目は他の虫と大差ないですよね。
カナブンが死んで転がってても何とも思わないのに、ホタルが死ぬのは儚い。
このように我々は当たり前のように見た目で命の価値を判断しています。
もちろん人に対しても
この判断基準はもちろん人に対しても適応されます。
『美人薄命』(びじんはくめい)という言葉がありますね。
美人は病弱だったりして短命の人が多い…という意味ですが、実際にそんな統計は無いし、統計をとったとしたらそれ以上に普通の人が死んでるはずです(美人と普通の人の割合的に明らか)
美人の命を貴重だと思ってるから、若くして亡くなった美人のことだけが印象に残りこのような言葉が誕生したのでしょう。
デジタルの時計を見たときに
「俺が見たときはゾロ目のことが多い!なにか特殊な能力でもあるんじゃないだろうか…。」
と思う人いますよね。
これは無意味な数列の方が遥かに多く見ているけど、ゾロ目だけが印象に残っているから思考にバイアスがかかってるだけ。
美人薄命はこのロジックです。
見た目を売りにして成り立っている産業なんて山程あります。
なので「見た目で判断するな!」は完全に建前であり嘘。
人は見た目で判断するという前提にたった方がどう考えても確実でしょう。
ホタルになろう
じゃあ元々の見た目が悪ければどうしようもないのでしょうか?
そんなことはありません!
ホタルは他の虫と同じ見た目…いや単純に配色だけで見ると、頭が赤くて体が黒いのでどちらかといえばグロテスク。
しかし光るという付加価値によって魅力的な存在になっている。
人にとってホタルの光のような付加価値になりうるものは色々とありますが、そのひとつがダイエットであり筋トレです。
よく「筋トレして見た目だけよくなっても意味ないじゃんwスポーツもしてないのにダッサwww」
なんて言う人がいますが、これが嘘であることはもう明らかですよね。
見た目が良くなることはメリットしかない!
というか実際に筋トレしている人なら絶対にこんなこと言いません。
なぜなら、どれだけメリットがあるか知っていますからねw
僕もメタボからまぁまぁ見た目を改善してみて、はっきり言ってメリットだらけです。
どれだけ人が見た目で判断しているかよくわかりました。
他の虫がホタルに対して
「ホタルなんて光ってるだけであんなの全然意味ない!虫のくせに光りやがってダサい!」
なんていくら言ってもホタルは
「そだねー(いや俺めっちゃちやほやされてるけど黙っとこ)」
くらいにしか思ってないでしょうw
それにホタルは「お前らも光ったらいいじゃん!」とは絶対に言わないわけです。
なぜなら他の虫が光りだすと光るという付加価値が無意味になるから。
落合陽一氏の実験でゴキブリをホタルのように光らせたところ、最初は嫌がってた人たちも触れ合うようになったそうです。
ゴキブリすらですよ!?
わずかな付加価値で人の認識なんて簡単に変わるのです。
こりゃもう筋トレしないなんて損しかないですよ。
筋トレブームの昨今ですが、世の中を見渡すとまだまだホタルになれます。
コンテストでトップを争うくらいなら才能も必要でしょうが、一般的に良い体なんて誰でもなれます。
『するか』『しないか』でしかありません。
僕も週2筋トレするだけでこれくらいは変われました↓
費やした時間は週にたった4時間のみ。
お金も全然かかってません。
それではまた次回、トモでした!