よく僧帽筋の上部は、なで肩みたいになるから鍛えないほうがいいとか、腹斜筋は寸胴になるから鍛えないほうがいいと言いますが実際どうなんでしょうか?
もちろん極端に一部位のみ鍛えるとバランスは悪くなるでしょうが、僕が思うに全身バランスよく鍛えてるとしたら特定の部位を鍛えない方がいいなんてことは無いと思います。
鍛えないほうが良い筋肉など無い!骨格と筋肉の関係
体型は骨格で決まる
筋肉は骨についているので鍛えた結果の仕上がりは、ほぼ骨格に依存します。
骨組みを逸脱した建築物が作れないのと同じです。
くびれの記事でちょっと書きましたね。
骨格が優れていれば腹斜筋を鍛えようが、くびれは出来るでしょう。
顔もそうですね、みんな各パーツを気にしますがいちばん大事なのは骨格です。
僧帽筋がなで肩を強調させるかどうかは、
元々の骨格がなで肩か、いかり肩なのかで変わります。
また骨格によってトレーニングの効きやすさも変わるので、全く同じトレーニングを異なる骨格の二人にさせ続けた場合、見た目は全然違ったものになるでしょう。
一流の水泳選手って肩幅が広いですよね?
水泳をやっていれば、あのような人並み外れた肩幅になるのか?
違います!
水泳に適した骨格があの肩幅であり、骨格で肩幅が狭い人は競争の過程で脱落しているからテレビで我々が見るような選手は肩幅が広いのです。
これは身長にも言えることで、バレーやバスケをしてると背が高くなるんじゃなくて競争の過程で背が高い選手が残るから高身長の選手をよく目にしてるだけです。
ダーウィンの進化論みたいな話ですが、これが真実です。
トップクラスのコンテストで優勝するような選手は骨格という才能に恵まれているのです。
骨格が優れてない人は筋トレしてもムダなのか?
そんなことありません。
どんな骨格だろうが、筋肉があった方がかっこいいに決まってます!
骨格の限界はあっても、なで肩だって三角筋を鍛えることで見栄えはよくなるでしょう。
胸郭が広くてくびれがない人も、背中を広くすることでかっこよくなれます。
僕も身長がもっとあればなぁ、もっと手足が長かったらなぁ、肩幅が広かったらなぁ…なんて思いますがそれはどうしようもないこと。
やれば今より悪くなることは無いのですからやるしかないでしょ。
顔も体も自分のできる範囲でかっこよくなればいいんです。
それではまた次回、トモでした!